
新幹線初のファーストクラス、「グランクラス」誕生。
2011年3月5日、東北新幹線東京〜新青森間に新しい新幹線、E5系「はやぶさ」がデビュー。
この「E5系」には普通車・グリーン車に加え、さらに上のクラス、新幹線初の”ファーストクラス”を連結。
その名も『グランクラス(GranClass)』。
フランス語で「大きな」の意味を表す「Gran」と、英語の「Class」を由来とする造語で、”高級感”に加え、大きな特徴である”ゆとり・居住性”を表現しています。
マークは、頭文字の「G」を大胆に取り入れ、”最上級車両が提供する5つの快適(車両テクノロジー・スペース・シート・インテリア・サービス)が1人の乗客を包み込む”イメージを六角形で図案化したものとなっています。
2012年春からは、「はやぶさ」の他「はやて」「やまびこ」「なすの」の一部もE5系となり、グランクラスの営業が行われているほか、2013年秋以降登場予定の北陸新幹線車両E7系/W7系にも「グランクラス」を連結します。
グランクラスの車両
グランクラスは、E5系10両編成の10号車(新青森寄り先頭車)に連結されています。
新幹線初となる、1人掛け+2人掛けの3席が6列並び、定員はわずか18人。
シートピッチは1,300mm(グリーン車:1,160mm)や座席幅520mm(グリーン車:475mm)と、グリーン車よりもさらに大幅なゆとりがあります。
車内照明はLEDを採用し、天井は鉄道車両では珍しく、線路に平行ではなく垂直形の照明を採用しており、これまでにない雰囲気を創出しています。
またグランクラスは先頭車両のため、車両間を移動する乗客の騒音もありません。
グランクラス 開発コンセプト
デザインコンセプト
「特別な旅のひとときをあなたに−Exclusive Dream−」
サービス コンセプト
「あなただけの空間(パーソナル感)」
「こだわり(お客さまの上質な時間)」
「オリジナル(東北新幹線らしさ)」 このようなコンセプトの元、グランクラスは誕生しました。
これまでにない特別なおもてなし。
質感の高い素材を採用し、濃い木質とメタリックの色合いを組み合わせた落ち着きある「ウォーム&ナチュラル」な空間。
本皮シートや絨毯などの上質な資材を採用した居心地の良い空間。
リクライニング角度が45度にもおよぶ電動式シートなど、これまでにない設備を誇ります。
もうひとつの大きな特徴は充実したサービス。グランクラス専任アテンダントによる、食事(軽食)提供のサービス、アルコール類を含む飲み物のフリードリンクサービス、各種アメニティグッズの用意、新聞、雑誌、時刻表の貸し出しなど、究極のおもてなしサービスとなっています。
(※「なすの」グランクラスでは専任アテンダントによるサービスはありません。)
快適性・機能性を徹底的に追求した座席
世界的に有名なシートメーカーとのコラボにより、従来の鉄道の常識を覆す座席が誕生。
座席を倒しても狭くならないバックシェルタイプでリクライニング角度は最大で45度。包み込まれるような居心地の良さ。
食事(和・洋軽食)の提供
グランクラスではお好みの時間に軽食を提供。メニューも、和軽食は上り・下りで異なるものが楽しめます。洋軽食はサンドイッチを中心としたもので、「春夏」「秋冬」と、季節により内容が変化します。
アルコールを含むフリードリンクサービス
乗車時には10種類以上のソフトドリンクやビール・日本酒・ワインなどの飲み物の中からウェルカムドリンクをサービス。
以降も乗車中は自由に飲み物のオーダーが可能です。
アメニティグッズ
各座席付近のホルダーには、座席機能案内とともに、スリッパが用意されています。
その他、車内で快適に過ごすアイテムとして、アイマスク、ブランケットのアメニティグッズが用意されています。
ブランケット以外はお持ち帰りも可能です。
※「なすの」グランクラスはシートのみの営業となり、専任アテンダントによるサービス(軽食・飲み物・アメニティなど)はありません。
その他、「グランクラス」に関する情報は、左メニューからご覧ください。
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東北新幹線グランクラスに関するニュース
東北新幹線「はやぶさ」開業日(2011.3.5)以降のニュースをピックアップしてゆきます。
※東日本大震災による東北新幹線の被害状況・復旧見込み・所要時間回復などのニュースは、このサイト内、東北新幹線の被害状況・復旧見込みページをご覧下さい(2011年9月23日をもって更新は終了しています)。
2013.1.2 3月16日より「はやぶさ」320km/h運転開始、東京〜新青森 最速2時間59分に
これまで最高時速300kmで運転していた新幹線「はやぶさ」について、3月16日のダイヤ改正より一部列車の最高時速を320kmに引き上げへ。これにより、東京〜新青森間の最速所要時間は、3時間を切って2時間59分に。
2013.1.2 早朝など特定の「はやて・やまびこ」のグランクラス料金値下げ、シートのみ営業
一部の早朝便など特定の「はやて・やまびこ」について、2013年3月16日のダイヤ改正より通常のグランクラス料金より値下げし、専任アテンダントによるサービス(軽食・飲み物・アメニティなど)を除いた、シートのみの営業へ。
2012.9.4 北陸新幹線車両E7系/W7系に「グランクラス」導入へ
2014年度末の長野新幹線長野〜金沢間延伸(北陸新幹線)に伴い、新たに新幹線車両「E7系」(JR東日本車)/「W7系」(JR西日本車)を投入する。
「E7系/W7系」は12両編成で、金沢方先頭車の12号車には、「グランクラス」を導入。グランクラスの定員はE5系と同様の18名で、漆の色をイメージした落ち着いた色合いのインテリアとなる。
E7系は2013年秋に第一編成が落成予定、各種試験が完了次第、長野新幹線で先行営業開始を予定。
2012.4.29 鉄道博物館でグランクラス車両の精密模型展示
埼玉県さいたま市の鉄道博物館でこのたびE5系新幹線10号車の1/20の模型を制作、7月まで展示を実施。
模型は、先頭形状や台車カバーなど外観から、「グランクラス」車内まで忠実に再現。展示場所は2階スペシャルギャラリー1、展示期間は、4月26日から 7月1日。
2012.3.5 E5系新幹線/グランクラス登場1周年
昨年春「はやぶさ」としてデビューした、E5系新幹線・グランクラスは2012年3月5日をもって登場1周年を迎えた。
これを記念し、2012年3月1日〜16日にE5系で運転の「はやぶさ」「はやて」グランクラス利用者にはメッセージカードおよび記念品を配布している。
また、3月17日のダイヤ改正では一部「やまびこ」「なすの」にもE5系を投入し、グランクラスの営業も行う。
2011.11.2 グランクラス料金義援金の寄付額と寄付先が決定
東日本大震災後「はやぶさ」の運転再開から通常ダイヤ再開まで(4月29日〜9月22日)の期間に行われた「グランクラス」料金の一部の義援金支援について、この度寄付金の寄付手続きが完了、合計寄付額は56,295,000 円となり、ユネスコ協会就学支援奨学金に寄付された。
2011.10.26 新潟駅でE5系新幹線の展示
来る11月6日、上越新幹線新潟駅ホーム11番線でE5系新幹線の展示を行う。時間は12:24〜13:34で車内への立ち入りはできず、ホームからの見学となる。またグランクラスアテンダントも登場予定。
2011.10.04 グランクラス車両が「2011年度グッドデザイン賞」を受賞
E5系新幹線の「グランクラス」車両が、2011年度のグッドデザイン賞を受賞。グリーン車よりワンランク上の客室デザインによる新マーケットの創出をめざした先進性、LED間接照明やシート、専任アテンダントによる「もてなし」のサービスなどが評価された。
2011.9.30 11月19日より一部「はやて・やまびこ」にE5系投入、グランクラスも営業
10月に運転される臨時「はやて」に続き、11月19日より、定期列車の「はやて」「やまびこ」の一部にE5系を投入、「はやぶさ」と同様、グランクラスの営業も行う。
2011.8.24 2011年秋の増発列車にE5系「はやて」初登場、グランクラスも営業
これまで「はやぶさ」運用のみだったE5系を使用する「はやて」が10月9・10日に臨時列車で初めて登場へ。
「はやぶさ」と同様、グランクラスの営業も行う。
2011.8.23 東北新幹線、9月23日より震災前通常ダイヤへ
東北新幹線は9月23日より震災前の通常ダイヤに完全復旧する。「はやぶさ」も東京〜新青森間の所要時間は従来の3時間10分となる。これに伴い、9月23日より「はやぶさ」の特急料金も通常料金に戻り、グランクラス料金一部義援金寄付についても9月22日乗車分をもって終了へ。
2011.7.28 E5系を今秋以降7編成追加導入へ
現在3編成のE5系を2011年秋以降に順次7編成を追加し計10編成とし、一部「はやて」にも使用開始予定。E5系「はやて」のグランクラスの運用については未定。
2011.6.4 東北新幹線、7月9日よりダイヤ変更・「はやぶさ」定期列車増発へ
7月9日より東北新幹線は徐行区間を縮小し、所要時間短縮に伴うダイヤの変更を実施。グランクラスを連結するE5系「はやぶさ」は東京〜新青森駅間2往復、東京〜仙台間1往復運転へ。東京〜新青森駅間の所要時間(下り平均)は7月8日までの徐行ダイヤより34分短縮となる。
2011.6.3 E5系団体専用列車利用のグランクラス見学つきツアー商品を限定発売
JR東日本仙台支社ではE5系団体専用列車に乗車できる東京へのパッケージツアー商品をTYO Club会員専用・出発日限定で発売。普通車のみの設定で、「はやぶさ」号が停車しない福島駅・郡山駅乗車の設定も。また専用列車内ではグランクラスの見学が可能。
2011.3.8 「はやぶさ」初日から4日間の平均乗車率は65%、グランクラス100%
2011年3月8日のJR東日本の社長定例会見で、「はやぶさ」の4日間の乗車率を発表。平均乗車率は約65%、グランクラスは約100%と明かした。
