E7系 とき グランクラス
E7系 かがやき グランクラス2
E7系 かがやき グランクラス1
グランクラス車内


新幹線の”ファーストクラス”

マーク 2011年3月5日、東北新幹線東京〜新青森間に新しい新幹線、E5系「はやぶさ」がデビュー。
この「E5系」には普通車・グリーン車に加え、さらに上のクラス、新幹線初の”ファーストクラス”である、グランクラスを連結。

現在は、「はやぶさ」の他「はやて」「やまびこ」「なすの」の一部もE5系(またはH5系)となり、グランクラスの営業が行われているほか、北陸新幹線「かがやき」「はくたか」「あさま」や上越新幹線「とき」「たにがわ」の一部(E7系/W7系)にもグランクラスを連結。

グランクラス専門サイト、グランクラスクラブでは、サービス内容や乗車記など様々な角度でグランクラスを紹介してゆきます。


車両について

グランクラスの食事(軽食サービス) 北海道・東北新幹線のグランクラスはE5系/H5系10両編成の10号車(新青森寄り先頭車)に、北陸新幹線・上越新幹線のグランクラスはE7/W7系12両編成の12号車(長野・金沢寄り先頭車)に連結されています。

1人掛け+2人掛けの3席が6列並び、定員はわずか18人。

シートピッチ(前後間隔)は1,300mm(グリーン車:1,160mm)、座席幅(E5系)は520mm(グリーン車:475mm)と、グリーン車よりもさらに大幅なゆとりがあります。

車内照明はLEDを採用し、天井は鉄道車両では珍しく、線路に平行ではなく垂直形の照明を採用しており、これまでにない雰囲気を創出しています。

またグランクラスは先頭車両のため、車両間を移動する乗客の騒音もありません。


これまでにない特別なサービス

シート 質感の高い素材を採用し、濃い木質とメタリックの色合いを組み合わせた落ち着きある「ウォーム&ナチュラル」な空間。

本皮シートや絨毯などの上質な資材を採用した居心地の良い空間。

リクライニング角度が45度にもおよぶ電動式シートなど、これまでにない設備が充実しています。


もうひとつの大きな特徴は充実したサービス。グランクラス専任アテンダントによる、食事(軽食)提供のサービス、アルコール類を含む飲み物のフリードリンクサービス、各種アメニティグッズの用意、新聞、雑誌、時刻表の貸し出しなど、究極のおもてなしサービスとなっています。
(※「なすの」「あさま」「とき」「たにがわ」および早朝など特定の「はやて」「やまびこ」「はくたか」はグランクラスでは専任アテンダントによるサービスはありません。)


快適性・機能性を徹底的に追求した座席

グランクラスの座席(シート) 世界的に有名なシートメーカーとのコラボにより、従来の鉄道の常識を覆す座席が誕生。
座席を倒しても狭くならないバックシェルタイプでリクライニング角度は最大で45度。包み込まれるような居心地の良さ。



食事(和軽食)の提供

グランクラスの食事(軽食サービス) グランクラスでは軽食を提供。メニューも上り・下りで異なるものが楽しめます。



アルコールを含むフリードリンクサービス

グランクラスの飲み物・おつまみ 乗車時には10種類以上のソフトドリンクやビール・日本酒・ワインなどの飲み物の中からウェルカムドリンクをサービス。

以降も乗車中は自由に飲み物のオーダーが可能です。



アメニティグッズ

アメニティグッズ 各座席付近のホルダーには、座席機能案内とともに、スリッパが用意されています。

その他、車内で快適に過ごすアイテムとして、アイマスク、ブランケットのアメニティグッズが用意されています。

ブランケット以外はお持ち帰りも可能です。


※「なすの」「あさま」「とき」「たにがわ」および早朝など特定の「はやて」「やまびこ」「はくたか」はグランクラスはシートのみの営業となり、専任アテンダントによるサービス(軽食・飲み物・アメニティなど)はありません。

その他、「グランクラス」に関する情報は、左メニューからご覧ください。




東北新幹線・北陸新幹線グランクラスに関するニュース

東北新幹線「はやぶさ」開業日(2011.3.5)以降のニュースをピックアップしてゆきます。リンクがあるものはJR東日本ニュースリリース詳細(外部サイト/PDF)へジャンプします。

※東日本大震災による東北新幹線の被害状況・復旧見込み・所要時間回復などのニュースは、このサイト内、東北新幹線の被害状況・復旧見込みページをご覧下さい(2011年9月23日をもって更新は終了しています)。

2019.8.30 「グランクラス」軽食に新メニュー(10月から11月まで)が登場
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2019.8.29 「なすの」・「あさま」限定グランクラス商品「ふらっとグランクラス」を期間限定で発売
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2019.6.11 「グランクラス」軽食に新メニュー(7月から9月まで)が登場
2019年7月1日より、グランクラスの軽食では初めて、富山伝統の「押し寿司」(北陸新幹線上り)と「てまり寿司」(東北・北海道新幹線下り)を提供。暑い夏に涼しさを感じれるよう「水玉」をモチーフとし、見た目も楽しい軽食とする。

2019.3.15 グランクラスの車内サービスをリニューアル
2019年4月1日より、東北・北海道新幹線、北陸新幹線「グランクラス」の車内サービスをリニューアルする。軽食は和軽食のみとなり、内容を一新。日本酒や茶菓子の内容もリニューアルする。

2019.2.27 上越新幹線グランクラス旅行商品「ふらっとグランクラス」発売
上越新幹線E7系グランクラス導入に合わせ、グリーン車に+1,000円でグランクラスに乗車可能なインターネット限定旅行商品「ふらっとグランクラス」を発売する。利用期間は2019年4月1日〜6月30日。

2019.1.14 上越新幹線E7系グランクラス、3月16日より営業開始へ
2019年3月16日のダイヤ改正より上越新幹線の一部の「とき」「たにがわ」にグランクラスを連結したE7系を投入へ。上越新幹線のグランクラスはアテンダントによる軽食・ドリンク等のサービスはないが、利用しやすい料金設定とする。

2018.6.28 車内提供ワイン(赤・白)をリニューアル
北海道・東北・北陸新幹線「グランクラス」車内で提供しているワイン(赤・白)をリニューアルへ。東京ステーションホテルのシェフソムリエ 鈴木利幸氏が監修、2018年7月1日から提供開始する。

2017.4.4 上越新幹線にE7系投入へ、グランクラスも連結
上越新幹線に、北陸新幹線と同一仕様のE7系12両編成(グランクラス付き)を投入へ。2階建て新幹線E4系の置き換えを目的とし、2018年度から2020年度までに11編成を導入する。

2015.11.19 東京駅にラウンジ開設
東京駅発のグランクラス利用客は無料で利用できる「ビューゴールドラウンジ」を東京駅八重洲中央口グランルーフ1階に12月21日開設へ。 東京駅発グランクラス利用の場合、当日乗車する新幹線の出発予定時刻の90分前から利用でき、ソフトドリンク、軽菓子、新聞・雑誌、無線 LAN、クローク等のサービスが提供される。

2015.10.13 北海道新幹線の料金発表
北海道新幹線および東北・北海道新幹線直通の料金が発表。グランクラス利用時の運賃+特急料金は新青森〜新函館北斗間で14,630円、東京〜新函館北斗間で38,280円に。

2014.12.19 北陸新幹線の詳細ダイヤなど発表
北陸新幹線の詳細ダイヤが発表。2015年3月14日より北陸新幹線「かがやき」「はくたか」グランクラスでは専任アテンダントによる軽食・飲み物のサービスを開始へ。「つるぎ」ではグランクラスは非営業となる。

2014.8.27 北陸新幹線の開業日・各列車の運転本数が決定
北陸新幹線の開業日が2015年3月14日に決定した。運転本数は「かがやき」10往復、「はくたか(東京〜金沢)」14往復、「はくたか(長野〜金沢間)」1往復、「つるぎ」18往復、あさま16往復となり、 東京〜金沢間の最速所要時間は2時間28分、東京〜富山間の最速所要時間は2時間8分となる。

2014.4.16 北海道新幹線車両H5系に「グランクラス」導入へ
2015年度末の北海道新幹線新青森〜新函館北斗間開業に伴い、新たに新幹線車両「H5系」(JR北海道車)を投入する。 「H5系」はJR東日本の「E5系」をベースとし、外装のラインを紫色にするほか内装の一部も北海道仕様となる。また、「E5系」同様「H5系」の10号車にも「グランクラス」を連結する。

2014.2.15 長野新幹線「あさま」で先行営業運転のE7系グランクラス指定券発売開始
北陸新幹線/長野新幹線用新型車両「E7系」が、北陸新幹線開業に先駆け2014年3月15日より一部の長野新幹線「あさま」にて先行営業運転を開始する。 先行営業運転中の「あさま」グランクラスは、専任アテンダントによるサービス(軽食・飲み物・アメニティなど)を除いたシートのみの営業となる。

2013.11.15 北陸新幹線のグランクラス専任アテンダントの募集始まる
2015年3月開業予定の北陸新幹線のグランクラス専任アテンダントの募集を、11月15日より開始。今回は、東京ではなく金沢での現地採用となる。 北陸新幹線の開業までは、東北新幹線グランクラスの乗務も行う。

2013.10.10 北陸新幹線の列車名決まる
2014年度末に金沢まで開業を予定している北陸新幹線列車名が、「かがやき」(東京〜金沢間速達タイプ)・「はくたか」(東京〜金沢間停車タイプ)・ 「つるぎ」(富山〜金沢間シャトルタイプ) ・ 「あさま」(現長野新幹線タイプ) に決定した。

2013.1.2 3月16日より「はやぶさ」320km/h運転開始、東京〜新青森 最速2時間59分に
これまで最高時速300kmで運転していた新幹線「はやぶさ」について、3月16日のダイヤ改正より一部列車の最高時速を320kmに引き上げへ。これにより、東京〜新青森間の最速所要時間は、3時間を切って2時間59分に。

2013.1.2 早朝など特定の「はやて・やまびこ」のグランクラス料金値下げ、シートのみ営業
一部の早朝便など特定の「はやて・やまびこ」について、2013年3月16日のダイヤ改正より通常のグランクラス料金より値下げし、専任アテンダントによるサービス(軽食・飲み物・アメニティなど)を除いた、シートのみの営業へ。

2012.9.4 北陸新幹線車両E7系/W7系に「グランクラス」導入へ
2014年度末の長野新幹線長野〜金沢間延伸(北陸新幹線)に伴い、新たに新幹線車両「E7系」(JR東日本車)/「W7系」(JR西日本車)を投入する。 「E7系/W7系」は12両編成で、金沢方先頭車の12号車には、「グランクラス」を導入。グランクラスの定員はE5系と同様の18名で、漆の色をイメージした落ち着いた色合いのインテリアとなる。
E7系は2013年秋に第一編成が落成予定、各種試験が完了次第、長野新幹線で先行営業開始を予定。

2012.4.29 鉄道博物館でグランクラス車両の精密模型展示
埼玉県さいたま市の鉄道博物館でこのたびE5系新幹線10号車の1/20の模型を制作、7月まで展示を実施。
模型は、先頭形状や台車カバーなど外観から、「グランクラス」車内まで忠実に再現。展示場所は2階スペシャルギャラリー1、展示期間は、4月26日から 7月1日。

2012.3.5 E5系新幹線/グランクラス登場1周年
昨年春「はやぶさ」としてデビューした、E5系新幹線・グランクラスは2012年3月5日をもって登場1周年を迎えた。
これを記念し、2012年3月1日〜16日にE5系で運転の「はやぶさ」「はやて」グランクラス利用者にはメッセージカードおよび記念品を配布している。
また、3月17日のダイヤ改正では一部「やまびこ」「なすの」にもE5系を投入し、グランクラスの営業も行う。

2011.11.2 グランクラス料金義援金の寄付額と寄付先が決定
東日本大震災後「はやぶさ」の運転再開から通常ダイヤ再開まで(4月29日〜9月22日)の期間に行われた「グランクラス」料金の一部の義援金支援について、この度寄付金の寄付手続きが完了、合計寄付額は56,295,000 円となり、ユネスコ協会就学支援奨学金に寄付された。

2011.10.26 新潟駅でE5系新幹線の展示
来る11月6日、上越新幹線新潟駅ホーム11番線でE5系新幹線の展示を行う。時間は12:24〜13:34で車内への立ち入りはできず、ホームからの見学となる。またグランクラスアテンダントも登場予定。

2011.10.04 グランクラス車両が「2011年度グッドデザイン賞」を受賞
E5系新幹線の「グランクラス」車両が、2011年度のグッドデザイン賞を受賞。グリーン車よりワンランク上の客室デザインによる新マーケットの創出をめざした先進性、LED間接照明やシート、専任アテンダントによる「もてなし」のサービスなどが評価された。

2011.9.30 11月19日より一部「はやて・やまびこ」にE5系投入、グランクラスも営業
10月に運転される臨時「はやて」に続き、11月19日より、定期列車の「はやて」「やまびこ」の一部にE5系を投入、「はやぶさ」と同様、グランクラスの営業も行う。

2011.8.24 2011年秋の増発列車にE5系「はやて」初登場、グランクラスも営業
これまで「はやぶさ」運用のみだったE5系を使用する「はやて」が10月9・10日に臨時列車で初めて登場へ。
「はやぶさ」と同様、グランクラスの営業も行う。

2011.8.23 東北新幹線、9月23日より震災前通常ダイヤへ
東北新幹線は9月23日より震災前の通常ダイヤに完全復旧する。「はやぶさ」も東京〜新青森間の所要時間は従来の3時間10分となる。これに伴い、9月23日より「はやぶさ」の特急料金も通常料金に戻り、グランクラス料金一部義援金寄付についても9月22日乗車分をもって終了へ。

2011.7.28 E5系を今秋以降7編成追加導入へ
現在3編成のE5系を2011年秋以降に順次7編成を追加し計10編成とし、一部「はやて」にも使用開始予定。E5系「はやて」のグランクラスの運用については未定。

2011.6.4 東北新幹線、7月9日よりダイヤ変更・「はやぶさ」定期列車増発へ
7月9日より東北新幹線は徐行区間を縮小し、所要時間短縮に伴うダイヤの変更を実施。グランクラスを連結するE5系「はやぶさ」は東京〜新青森駅間2往復、東京〜仙台間1往復運転へ。東京〜新青森駅間の所要時間(下り平均)は7月8日までの徐行ダイヤより34分短縮となる。

2011.6.3 E5系団体専用列車利用のグランクラス見学つきツアー商品を限定発売
JR東日本仙台支社ではE5系団体専用列車に乗車できる東京へのパッケージツアー商品をTYO Club会員専用・出発日限定で発売。普通車のみの設定で、「はやぶさ」号が停車しない福島駅・郡山駅乗車の設定も。また専用列車内ではグランクラスの見学が可能。

2011.3.8 「はやぶさ」初日から4日間の平均乗車率は65%、グランクラス100%
2011年3月8日のJR東日本の社長定例会見で、「はやぶさ」の4日間の乗車率を発表。平均乗車率は約65%、グランクラスは約100%と明かした。